~鉄道沿線における線路跡地を利用した地域拠点の提案~
本計画では都心郊外の沿線の衰退した商店街とコミュニティの再生計画として、鉄道の地下化によって生じた線路跡地を利用し、線状の都市公園とまちが一体となった新たな地域拠点をつくります。
街と緑道をつなぐ長屋という小さな単位。その棟から棟へと屋根をオーバラップさせるようにして架け渡していくことで、屋根の単位が変わり、それによって生 まれた屋根の下の大小さまざまな場所が、住み手や使い手の居場所になっていきます。さらに小さな単位同士が様々な場所に接続していくことで長屋という形を 解体します。 重なり合う屋根は個々の住戸の領域を解体し、住み手の意思によって生活空間は再編集され、屋根の下には光や風が通り抜ける多様な共有スペースが生まれま す。
一つの家族が一つの屋根の下に住むという形式を否定し、同時に他者を受け入れた新しい家族のかたちが伸び縮みする屋根という空間の形式によってサポートされ、新たな集合の風景が街に広がっていきます。


